エレクトロポレーションのクール機能の重要性とは

エレクトロポレーションのクール機能の重要性とは

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はじめに:クリニックでも話題になっているエレクトロポレーション美容クリニックやエステサロンで、近年とても注目されている施術のひとつに「エレクトロポレーション」があります。肌に直接針を刺すことなく、美容成分を肌の奥深くまで届けることができるこの技術は、痛みが少ないのに高い効果が得られるとして、多くの方に選ばれています。

特に美容皮膚科や専門クリニックのメニューでは「エレクトロポレーション導入」といった形でヒト幹細胞培養液やエクソソーム、ビタミンC誘導体、トラネキサム酸などの高機能美容成分を組み合わせて行われるケースが増えており、美容意識の高い方の間で話題です。また、最近では家庭用の美容機器にもエレクトロポレーション機能が搭載されるようになり、自宅でも本格的なケアができるようになってきました。

そんなエレクトロポレーションの施術では、本体に「ホット機能」や「クール機能」が付いている機種も多く、特にクール機能の重要性はしばしば見落とされがちです。けれども、肌にやさしく効果的なケアを行うためには、このクール機能が大きな役割を果たします。

ここでは、そもそもエレクトロポレーションとは何か、ホット機能・クール機能の特徴、クール機能の重要性やその効果、実際の施術事例などを詳しく解説していきます。エレクトロポレーションを受けてみたい方や、自宅用美容機器の購入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。肌をもっと健やかに、若々しく保つヒントが見つかるはずです。


1. エレクトロポレーションとは何か?エレクトロポレーションとは、特殊な電気パルスを皮膚に与えることで一時的に細胞膜に小さな隙間(ナノサイズの穴)を作り、そこから美容成分を肌の奥深くまで浸透させる技術です。

本来、肌には「バリア機能」があり、外部から異物や成分が簡単に入り込まないようになっています。スキンケアで使用する美容液なども、通常は角質層までしか浸透せず、真皮層まで届けるのは非常に難しいとされてきました。

しかし、エレクトロポレーションを用いることで、一時的に細胞間脂質の構造がゆるみ、美容成分がより深部まで浸透しやすくなるのです。似たような導入技術との違いも簡単に整理しておきましょう。


イオン導入との違い

イオン導入は電流の力でイオン化できる成分のみ浸透させます。
エレクトロポレーションはイオン化できない高分子成分(例:ヒアルロン酸、コラーゲン、ヒト幹細胞培養液、エクソソームなど)も浸透させられます。


メソセラピー(注射)との違い

メソセラピーは針を用いて直接注射しますが、痛みやダウンタイム、感染リスクがあります。
エレクトロポレーションは非侵襲(ノンニードル)なので、痛みや腫れなどの心配がほとんどありません。

このように、エレクトロポレーションは、痛みを伴わずに高機能美容成分を肌深部に届けられる画期的な方法なのです。実際に導入できる主な美容成分は以下のようなものがあります。

高分子成分

ヒト幹細胞培養液
エクソソーム
ヒアルロン酸
コラーゲン

低分子・有効成分

ビタミンC誘導体
トラネキサム酸
アルブチン
ナイアシンアミド
ペプチド類

このような成分を効果的に届けられるため、シワ・たるみの改善、美白・透明感がアップ、ニキビ跡・毛穴のケア、肌のハリ感アップなど、幅広い効果が期待できます。

また、エレクトロポレーションの技術は、医療用(クリニック)とエステ用(家庭用含む)とで出力や仕様が異なる場合があります。

医療用エレクトロポレーション

より高出力で深部まで浸透可能
ヒト幹細胞培養液やエクソソームとの組み合わせが多い
医師の管理下で安全に施術

エステ・家庭用エレクトロポレーション

低刺激設計で安心して使える
ホームケアで継続しやすい
最新の機器ではホット・クール機能が搭載されているものも多い
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最近では、医療現場で評価されてきたエレクトロポレーション技術が、家庭用美容機器にも応用され、自宅でエステ並みのケアが可能になっています。その際に、ホット機能・クール機能の搭載は非常に重要なポイントになります。


2. ホット機能とクール機能についてエレクトロポレーションの美容機器には、ホット機能やクール機能が付いているものがあります。単に「温める」「冷やす」というだけでなく、肌にとって重要な役割を果たすため、機器選びや施術の際にはこれらの機能の活用方法を理解しておくことがとても大切です。

ここでは、それぞれの機能が持つ効果や役割について詳しく説明します。


ホット機能(温熱機能)とは?

ホット機能とは、機器のヘッド部分が一定の温度(約37℃~42℃程度)に温まり、肌表面を心地よく温める機能です。この温熱作用によって、以下のような効果が期待できます。

ホット機能の主な効果

血行促進肌を温めることで血管が拡張し、血流が促進されます。これにより、栄養や酸素が肌細胞に届けられやすくなり、ターンオーバーが活性化します。
肌をやわらげる温めることで角質層がやわらかくなり、細胞間脂質が緩むため、美容成分の浸透効率が高まります。
毛穴の開き毛穴が軽く開き、皮脂や汚れが浮きやすくなります。その状態で導入を行うことで、肌の内部まで美容成分が入り込みやすくなります。
リラクゼーション効果温かい感覚は自律神経にも良い影響を与え、リラックス効果をもたらします。肌も心も整った状態でケアに臨めるのです。

特にエレクトロポレーション施術の「導入前」にホット機能を使用することで、肌がやわらかくなり、美容成分の浸透を助ける下準備となります。


クール機能(冷却機能)とは?

一方、クール機能はヘッド部分が冷たくなり(約10℃~20℃程度)、肌表面を引き締めてくれる機能です。ホット機能とは対照的に、クール機能にも重要な美容効果があります。

クール機能の主な効果

毛穴の引き締め冷却によって毛穴が引き締まり、キメの整った肌に仕上がります。施術後の毛穴開きを防ぐことで、肌の滑らかさがアップします。
炎症や赤みの鎮静エレクトロポレーションによる施術後は、肌が一時的に敏感になる場合があります。クール機能で肌を冷やすことで、炎症や赤みの予防・鎮静につながります。
成分の定着導入した美容成分が肌表面から逃げにくくなり、より深部にとどまりやすくなります。冷却することで肌表面の代謝が一時的に落ち着き、美容成分の定着をサポートします。
リフティング効果冷却により肌が引き締まり、フェイスラインがすっきり見える効果が期待できます。

このように、クール機能はエレクトロポレーションの施術後に使用することで最大限効果を発揮します。


ホット機能とクール機能の使い方例

実際の施術や家庭用美容機器では、次のような流れでホット・クール機能を使うのが一般的です。

ホット機能(プレケア)まず肌を温めて血行を促進し、角質層をやわらげて毛穴を開かせる。
エレクトロポレーション導入美容成分(ヒト幹細胞培養液、エクソソーム、ビタミンC誘導体など)をエレクトロポレーションで浸透させる。
クール機能(アフターケア)肌を冷却し、毛穴を引き締め、導入した成分の定着を助ける。炎症予防やリフティング効果も期待できる。
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この一連の流れを取り入れることで、エレクトロポレーションの効果をより高め、肌への負担を減らしつつ美しい仕上がりを目指せます。ここまで見てもわかるように、ホット・クール機能は単なるオプションではなく、エレクトロポレーションの効果を最大化する重要な要素なのです。


3. クール機能が重要な理由エレクトロポレーションの施術でクール機能がとても重要な理由はいくつもあります。一見、エレクトロポレーションは導入がメインなので、クール機能は「おまけ程度」と考えてしまいがちです。

しかし、クール機能は肌の健康と仕上がりの質に直結する、大切なステップです。ここでは、具体的な5つの理由に分けて詳しく解説していきます。


1. 施術後の肌を守るバリア機能のサポート

エレクトロポレーションは、細胞間脂質を一時的にゆるめる技術です。そのため施術後は、肌のバリア機能がほんの少し弱まっている状態になります。

このときにクール機能で肌を冷やすことで、

細胞間脂質が元の状態に整い
毛穴が閉じて肌表面が引き締まり
外部からの刺激に対して防御力が回復します。

つまり、クール機能は肌の回復と保護を助けるために不可欠な役割を担っているのです。


2. 炎症や赤みのリスクを抑える

エレクトロポレーションの施術は刺激が少ないとはいえ、

敏感肌
乾燥が進んでいる肌
花粉症など季節性のゆらぎ肌

の場合、赤みや軽い炎症が出ることもあります。

クール機能を使用することで血管が収縮し、炎症反応が落ち着きやすくなります。これは敏感肌の方にとって大きな安心材料です。


3. 美容成分の「定着」を高める

導入した美容成分(ヒト幹細胞培養液やエクソソームなど)は、肌表面が熱をもっていると気化や蒸発しやすくなる場合があります。

クール機能で冷却を行うと、

肌表面温度が下がることで成分の揮発が防がれる
肌内部にとどまる時間が長くなるため、よりしっかりと美容成分が「定着」する

特に高価な成分(例:エクソソームなど)を使用する場合は必須のプロセスです。


4. 引き締め・リフティング効果を強化する

クール機能の冷却作用により、様々な美肌効果がプラスされます。

毛穴がキュッと引き締まる
肌のキメが整い、滑らかな仕上がりに
フェイスラインのもたつきがすっきり見える
肌全体がハリ感のある印象に整う


5. 肌の「クーリングダウン」で心地よい仕上がりに

施術の最後に冷却を行うことで、肌がほてらず、さっぱりとした心地よい状態になり、メイクにもプラスに働きます。

化粧ノリが良くなる
敏感な時期でも安心してメイクができる
施術直後でも人と会える仕上がりになる


クール機能は不可欠なプロセス

以上の理由から、クール機能は単なる付加価値ではなく、エレクトロポレーションの施術を安全かつ高効果に完結させるための必須要素と言えます。

もしこれから美容機器を選ぶなら、ホット・クール機能が搭載されているエレクトロポレーション機器を選ぶのが断然おすすめです。

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ヒト幹細胞培養液やエクソソームなどの浸透させたい高機能成分をしっかり活かしたい方は、クール機能があるかどうかを必ずチェックしましょう。


4. クール機能がない場合との効果を比較エレクトロポレーションの美容機器にクール機能がある場合とない場合とでは、施術後の仕上がりや肌の状態に明確な違いが生まれます。以下の表に、その主な比較ポイントをまとめました。

比較項目 クール機能あり クール機能なし
肌の引き締まり 毛穴が引き締まり、キメが整う。フェイスラインもすっきりする。 毛穴がやや開いたまま。キメが粗く見えることがある。
美容成分の定着力 成分が肌内部にとどまりやすく、持続的な効果が得られる。 成分が揮発・蒸散しやすく、効果が薄れやすい。
炎症・赤みの抑制 冷却効果で炎症や赤みが抑えられ、敏感肌でも安心。 赤みやヒリつきが残りやすく、敏感肌には不向き。
バリア機能の回復 冷却により細胞間脂質が整い、バリア機能が早く回復。 バリア機能の回復が遅れ、乾燥や刺激に弱い状態が続く。
施術後の快適さ ほてり感がなく、さっぱりと心地よい仕上がり。すぐにメイクが可能。 ほてり感や違和感が残り、メイクやスキンケア時に不快感がある。
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クール機能は施術後の肌状態の質を大きく左右する要素です。特に高機能成分(ヒト幹細胞培養液、エクソソームなど)を活かしたい場合や、敏感肌の方にはクール機能が欠かせません。


5. 実際に施術を受けたお客様の感想エレクトロポレーションの施術は、クリニック・エステ・家庭用美容機器などさまざまな形で取り入れられています。ここでは、実際に体験した方の声を通して、クール機能が肌にどう影響するのかをご紹介します。


「翌朝のメイクノリが格段に変わった」40代・Aさん

家庭用のエレクトロポレーション機器を使い始めたAさんは、最初クール機能のないモデルを選んでいました。ところが、施術後に肌が火照りやすく、翌朝も赤みが残ることが多かったそうです。

そこでクール機能付きの機器に買い替えたところ、冷却によって肌がすぐに落ち着き、翌朝のメイクノリが大幅に改善。美容液の浸透感もよりしっかり実感できるようになり、今ではクール機能を欠かさず使っています。


「敏感肌でも安心して施術できた」30代・Bさん

敏感肌のBさんはクリニックでヒト幹細胞培養液とエクソソームを導入するエレクトロポレーション施術を受けています。

以前は刺激への不安がありましたが、施術の最後にクール機能で冷却を行うことで、赤みや炎症が出ることなく安心して続けられているそうです。肌のハリ感も増し、施術のたびに満足感を得ているとのことでした。


「自宅ケアでもエステ帰りのような仕上がりに」50代・Cさん

クリニックでの定期施術から家庭用美容機器へ切り替えたCさんは、クール機能付きのエレクトロポレーション機器を選びました。

自宅で温め→導入→冷却の流れを守って使ったところ、エステ帰りと変わらないしっとり感と引き締まりを実感。「フェイスラインがすっきりして、毎回使うのが楽しみ」と話しています。現在は週2回のペースで愛用中です。


「クール機能付きにして正解だった」20代・Dさん

初めて購入したエレクトロポレーション機器にはクール機能が付いていなかったDさん。
導入後に肌の火照りが残り、メイク時に違和感を感じていたそうです。

クール機能の重要性を知り、買い替えてからは施術後に肌がしっかり引き締まり、美容成分の浸透もより長く感じられるようになりました。今では「最初からクール機能付きにしておけばよかった」と話しています。

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このように、年齢や肌質に関わらず、多くの方がクール機能の有無による違いをはっきりと感じています。肌の鎮静、美容成分の定着、仕上がりの質など、いずれの面でもクール機能は重要な役割を果たしていると言えるでしょう。


まとめエレクトロポレーションは、針を使わずに美容成分を肌の奥深くまで浸透させられる革新的な美容技術です。特にヒト幹細胞培養液やエクソソームのような高機能成分を導入する場面で、大きな効果を発揮しています。

今回詳しく見てきた通り、施術の効果を最大限に引き出し、安全で快適なケアを行うためには、クール機能の役割がとても重要です。クール機能があることで、施術後の毛穴引き締めや美容成分の定着が促進され、さらに炎症や赤みのリスクが抑えられ、敏感肌の方でも安心して施術を受けることができます。

仕上がりの肌質やその後のメイクノリ、肌の安定感に至るまで、クール機能の有無がはっきりと差となって表れることが利用者の声からも明らかでした。

エレクトロポレーション機器をこれから選ぶ方は、単に「導入ができる機器」ではなく、ホット機能とクール機能の両方を搭載した機種を選ぶことで、より高品質なスキンケアが実現できます。特に敏感肌の方や、美容成分の効果をしっかりと感じたい方にとっては、クール機能の有無が大きなポイントになるはずです。

また、クリニックでの施術だけでなく、家庭用の高性能エレクトロポレーション機器でもクール機能付きのモデルが増えてきています。こうした機器を活用すれば、自宅でも無理なく定期的にケアが行え、肌のコンディションを良好に保つことができるでしょう。

エレクトロポレーションという技術の進化はめざましく、今後さらに美容医療やスキンケア分野での活用が広がっていくことが期待されています。肌に負担をかけず、しっかりと結果が出せるクール機能付きのエレクトロポレーションを、ぜひ賢く取り入れてみてください。

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原田 良美監修者の紹介
株式会社ETERNAL BEAUTY GLOBAL
化粧品事業部 サロン特化型コンサルタント 原田 良美(Harada Yoshimi)


現在、エステサロン向けに売上をアップさせるためのサロン特化型コンサルタントして活躍中。美容部員としてまつ毛エクステやネイル、オイルマッサージなど幅広い美容業務に携わっていた経験もあり、その経験を元にお客様の悩みやニーズに寄り添い最適な美容ソリューションを提案。

担当したサロンのほとんどが最低でも売上を20〜40%アップさせるという実力派コンサルタントとしても定評がある。サロンの成長を支えながらビジネスの成功をサポートしてくれていると多くのサロンオーナーからの支持を得ている。また日頃からクリニックやエステサロンに通い、顧客への提供する美容情報に誤りがないよう、最新情報にも積極的に学んでいる。
保有資格:化粧品検定一級

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