エクソソーム×ビタミンCで相乗効果を発揮!効果的なエレクトロポレーション導入

はじめに美容業界では次々と新しい成分や施術法が登場していますが、近年とくに注目を集めているのが「エクソソーム」と「ビタミンC誘導体」です。これらはそれぞれ独自のアプローチで肌に働きかける美容成分ですが、エレクトロポレーションという導入法を使って併用することで、相乗効果が得られると期待されています。
今や、美容施術において「導入する成分」と「導入する方法」は切っても切り離せない関係です。化粧品の効果を最大限に引き出すには、肌にしっかりと成分を届ける必要があります。そこで活躍するのが、エレクトロポレーションによる非侵襲的な導入技術です。
特にエクソソームとビタミンC誘導体を組み合わせた施術は、次のような理由から高い効果が期待されています。
| 細胞レベルの再生を促すエクソソームと、抗酸化や美白効果を持つビタミンCの両方が肌に働きかける | |
| エレクトロポレーションにより皮膚のバリアを一時的に緩め、浸透率が向上する | |
| 組み合わせることで、それぞれの効果を補完・強化することが可能 |
これらのポイントをしっかりと理解し、施術や製品選びに活かすことで、サロンや個人のスキンケアにおいても、より高い結果が得られるようになります。
ここでは、エクソソームとビタミンC誘導体の基本から、それらを活用したエレクトロポレーション導入の意義、製品選びのポイント、実際の導入プログラムの設計例、美容サロンの差別化戦略に至るまで、幅広く解説していきます。
1. エクソソームとは?再生美容で注目される新成分の基礎知識美容や医療の分野で急速に注目を集めている成分に「エクソソーム」があります。名前は聞いたことがあっても、具体的にどのようなものなのか、肌にどう作用するのかをしっかり理解している方はまだ少ないかもしれません。ここでは、エクソソームの基本的な仕組みとその魅力について解説します。
エクソソームは細胞間の情報伝達を担う微粒子
エクソソームとは、細胞から分泌される非常に小さなカプセル状の物質で、直径はおおよそ30〜150ナノメートルという極めて微細なサイズです。これは一般的な細胞の約1/1000という大きさであり、顕微鏡でなければ確認できません。このエクソソームの中には以下のような情報伝達物質が含まれています。
| タンパク質 | |
| 脂質 | |
| mRNAやmiRNAなどの遺伝子情報 |
これらの情報が含まれていることで、エクソソームは「メッセンジャー(情報伝達者)」として、別の細胞に必要な信号を届け、細胞の修復や再生、炎症の抑制などに関与します。
再生医療から美容分野へと広がる応用
もともとエクソソームは、再生医療やがん研究の分野で注目されてきた技術です。特にヒト幹細胞由来のエクソソームは、損傷した組織の再生や免疫調整作用など、医療的に大きなポテンシャルがあるとされています。美容分野に応用されるようになったのは、比較的近年のことです。その理由として以下の点が挙げられます。
| ダメージを受けた肌細胞に再生の指令を届けることができる | |
| 炎症を抑えながら、ターンオーバーを正常化する効果が期待できる | |
| シワ・たるみ・くすみ・毛穴の開きといった多様な悩みにアプローチできる |
これらの効果を支えるのが、エクソソームに含まれる「細胞レベルの再生指令情報」です。
ヒト幹細胞培養液との違いと相乗的な役割
美容成分として比較的知られている「ヒト幹細胞培養液」とエクソソームはよく混同されがちですが、両者は異なる存在です。
| ヒト幹細胞培養液 | 幹細胞を培養する過程で得られる上清液で、成長因子やサイトカインが豊富に含まれています。 |
|---|---|
| エクソソーム | 幹細胞が外に出すナノカプセルで、情報伝達を担う「使者」のような役割を持ちます。 |
つまり、ヒト幹細胞培養液が「再生のための材料」を届けるとすれば、エクソソームは「再生の指示書」を届ける存在だといえます。この2つを組み合わせることで、肌細胞の再生を促すメッセージと材料の両方を届けることが可能になります。
エクソソームは非常に繊細な成分
ただし、エクソソームは非常に繊細な成分でもあります。高温や紫外線、空気中の酸化などによって容易にその効果が低下してしまいます。そのため、適切な保存状態や処方設計、導入方法が必要不可欠です。
特に導入には、物理的に肌バリアを緩めて成分を効率よく届けるエレクトロポレーションとの組み合わせが有効です。これにより、肌の深層部までしっかりとエクソソームを届けることができます。
2. ビタミンC誘導体の種類と肌への効果を正しく理解するビタミンCは古くから美白成分として知られ、多くのスキンケア製品に利用されています。しかし、そのままのビタミンC(アスコルビン酸)は非常に不安定で、空気や光、水分に触れるとすぐに分解されてしまう性質があります。そこで登場したのが「ビタミンC誘導体」です。
ビタミンC誘導体とは、ビタミンCを化学的に安定化させたもので、肌への浸透性や持続性を高めた成分です。ここでは代表的な種類と、それぞれの特性・効果を解説します。
主なビタミンC誘導体の種類
ビタミンC誘導体にはいくつかのタイプがあり、それぞれ浸透性や効果の発揮方法が異なります。
水溶性ビタミンC誘導体(代表例:アスコルビルリン酸ナトリウム)
・肌表面に素早く吸収される
・即効性がある反面、肌の奥まで届きにくい
・刺激が少なく、敏感肌にも使いやすい
・美白や抗酸化効果に優れる
油溶性ビタミンC誘導体(代表例:テトラヘキシルデカン酸アスコルビル)
・皮脂になじみやすく、角質層に深く浸透する
・肌の内側からの弾力やハリの回復に効果的
・安定性が高く、酸化しにくい
両親媒性ビタミンC誘導体(代表例:パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na=APPS)
・水にも油にも溶ける性質を持ち、浸透性に非常に優れる
・低刺激でありながら、高濃度でも肌負担が少ない
・美白・抗酸化・コラーゲン生成のすべてに高い効果を発揮する
この中でも近年注目されているのがAPPS(アプレシエ)と呼ばれる両親媒性の誘導体です。浸透性が格段に高く、エレクトロポレーションによる導入にも非常に適しています。
肌に与える代表的な効果
ビタミンC誘導体が肌にもたらす効果は非常に多岐にわたります。その中でも代表的な作用を紹介します。
| 美白作用 | メラニン生成を抑制し、シミ・そばかすの予防や改善に役立つ。 |
|---|---|
| 抗酸化作用 | 活性酸素を除去し、肌の老化を防ぐ。 |
| コラーゲン生成促進 | 真皮層でコラーゲンの生成を助け、ハリや弾力をサポートする。 |
| 皮脂抑制 | ニキビやテカリの原因となる過剰な皮脂分泌を抑える。 |
| 肌のキメを整える | 毛穴の引き締めや肌質の改善に効果的。 |
これらの効果を持つビタミンC誘導体ですが、どのタイプを選ぶかによって得られる結果は大きく変わってきます。特に施術で使用する場合は、安定性・浸透性・刺激の有無を総合的に判断して選ぶことが大切です。
導入法と相性の良さ
ビタミンC誘導体は、塗布するだけでは真皮層までの浸透が難しい成分でもあります。特に水溶性の誘導体は角質層で留まりやすく、深部への到達が課題となっていました。
この問題を解決するのがエレクトロポレーションです。電気パルスによって一時的に細胞膜の通過性を高めることで、ビタミンC誘導体を肌の深部まで効率よく届けることが可能になります。
また、エクソソームとの併用によって、ビタミンC誘導体がもたらすコラーゲン産生の活性がさらに高まると考えられており、両成分を一緒に導入することで互いの効果が補完・強化される点も見逃せません。
3. エレクトロポレーションでエクソソームとビタミンCを届ける理由どれほど高品質な美容成分を使用しても、肌の奥にしっかり届かなければその効果は十分に発揮されません。特にエクソソームやビタミンC誘導体のような機能性の高い成分は、適切な導入方法を使うことで真の力を発揮します。そこで注目されているのがエレクトロポレーションという導入技術です。
この章では、なぜエレクトロポレーションがエクソソームやビタミンC誘導体の導入に適しているのか、その理由を詳しく見ていきます。
エレクトロポレーションとは何か
エレクトロポレーションは、電気パルスを利用して細胞膜に一時的な隙間を作り、成分を細胞内に送り込む技術です。もともとは遺伝子導入などの医療分野で使用されていた技術ですが、肌にダメージを与えずに成分を深層まで届けられることから、美容分野でも応用されるようになりました。この導入法の特長は次のとおりです。
| 針を使わず、肌を傷つけずに有効成分を導入できる | |
| 一時的に細胞膜や角質層に通過路ができ、分子量の大きな成分も届けやすくなる | |
| 高分子・脂溶性・水溶性など幅広い成分に対応可能 |
これにより、従来の塗布やイオン導入などでは浸透しにくかったエクソソームや高機能ビタミンC誘導体のような成分も、肌深層までしっかり届けることが可能となります。
エレクトロポレーションが持つ3つの大きなメリット
特にエクソソームとビタミンC誘導体に対して、エレクトロポレーションが有効とされる理由を3点にまとめて解説します。
POINT1分子量が大きな成分も導入可能
・エクソソームは非常に小さいとはいえ、細胞外に分泌されたナノ粒子であり、通常の塗布だけでは真皮層まで届きにくい。
・ビタミンC誘導体も種類によっては分子構造が大きく、浸透しにくいケースがある。
・エレクトロポレーションによって細胞膜を一時的に開くことで、これらの成分がスムーズに導入される。
POINT2肌へのダメージを最小限に抑えられる
・針を使わないため、ダウンタイムや出血の心配がない。
・敏感肌や肌荒れが気になる方にも対応しやすく、導入系施術のハードルが下がる。
POINT3即時的なハリ感やうるおいを実感しやすい
・肌の奥に成分が届くことで、保湿やハリ・弾力の効果が早期に感じられる。
・施術後の肌の変化を実感しやすいため、顧客満足度の向上にもつながる。
エクソソームとビタミンCの導入における技術的相性
エレクトロポレーションは、エクソソームとビタミンC誘導体の両方に対して高い導入効果を発揮します。両成分は性質が異なるため、通常の導入法ではどちらかが十分に届かないという課題もありました。しかしエレクトロポレーションであれば、水溶性・脂溶性・ナノサイズといった異なる性質の成分にも同時に対応できる点が強みです。さらに、同時導入によって以下のような相乗効果も期待されます。
| エクソソームが細胞に再生の指令を与え、ビタミンCがその修復プロセスを支える | |
| 抗炎症作用と抗酸化作用が同時に働き、トラブル肌の改善が早まる | |
| ターンオーバーの正常化とコラーゲン産生の活性が、若々しい肌づくりに貢献する |

- これらの理由から、導入系の美容機器を取り入れる際は、必ずエレクトロポレーションが搭載されているものを選ぶのが理想的です。
4. エクソソーム×ビタミンCの相乗効果が発揮される肌作用とはエクソソームとビタミンC誘導体は、それぞれが優れた美容成分として知られています。しかしこの2つを同時に導入することで、単独での使用以上の効果が期待できることをご存じでしょうか。相乗効果を理解することで、より効果的な施術設計やスキンケア戦略が可能になります。
ここでは、エクソソームとビタミンC誘導体を組み合わせた際に見られる具体的な肌作用について詳しく見ていきます。
エクソソームの「再生指令」とビタミンCの「修復支援」が連動
エクソソームは、細胞同士の情報伝達を担い、肌の再生を促す役割があります。これに対して、ビタミンC誘導体は抗酸化や美白、コラーゲン生成促進といった修復機能を持つ成分です。この2つが合わさることで、細胞が正しく機能するよう導きながら、その働きを物質面で支援するという、非常に効率の良い作用が起こります。具体的には以下のような肌作用が報告されています。
| ターンオーバーの正常化 | エクソソームが細胞に「再生せよ」という指令を送り、古い角質が自然に剥がれ、新しい肌が生まれやすくなる。 |
|---|---|
| コラーゲン生成のダブルアプローチ | エクソソームが線維芽細胞を活性化し、ビタミンC誘導体がコラーゲンの合成を促進することで、ハリのある肌に。 |
| メラニン生成の抑制と排出促進 | ビタミンC誘導体がメラニンの生成を抑えつつ、エクソソームが肌の代謝を高めることで、シミやくすみの改善が期待される。 |
| 抗炎症+抗酸化のダブルケア | エクソソームの抗炎症作用と、ビタミンCの抗酸化力が合わさり、敏感肌や赤みの軽減にも効果がある。 |
肌悩みに合わせた多角的なアプローチが可能
2つの成分の相乗効果によって、以下のような多様な肌悩みに同時対応が可能になります。
| シミ・くすみ | |
| 小ジワ・たるみ | |
| ニキビ跡・毛穴の開き | |
| 赤ら顔・炎症性肌 | |
| ごわつきや乾燥 |
このように、単なる保湿や美白といった一方向のケアではなく、肌の再生力そのものを高めながら、美容効果を補強していくアプローチが実現できるのが大きな強みです。
施術後の肌反応や持続力にも変化が出やすい
また、エクソソームとビタミンC誘導体を同時に導入した施術では、次のような顧客の声が多く報告されています。
| 施術直後から肌がなめらかになった | |
| 翌朝の化粧ノリが格段に良くなった | |
| ハリ感や明るさが数日持続した | |
| 毛穴の目立ちが減った |

- これらの変化は、再生と修復のダブル作用が、肌の「質」そのものを底上げすることに由来しています。単なる表面ケアにとどまらず、肌の中から変わっていく実感が得られるのです。
5. 導入液選びで失敗しない!品質と処方の見極めポイントエクソソームやビタミンC誘導体を導入する際、どの導入液(美容液)を選ぶかによって、施術の結果は大きく変わってきます。どれだけ優れた導入機器を使っていても、成分の質が低ければ、期待した効果は得られません。ここでは、失敗しない導入液選びのための重要なポイントを紹介します。
エクソソームの品質を見極めるポイント
まず注目すべきは、エクソソームの「純度」と「由来」です。現在、美容用に流通しているエクソソームには品質の差が大きく、十分な効果が出ない製品も少なくありません。
選ぶ際には以下の点を確認するようにしましょう。
| ヒト幹細胞由来かどうか | エクソソームには植物由来・動物由来もありますが、再生美容での高い効果を期待するなら「ヒト由来」が理想です。中でもヒト脂肪由来幹細胞培養エクソソームは再生指令力が強いとされています。 |
|---|---|
| 精製方法や濃度の記載があるか | 高品質な製品には、超遠心分離やフィルトレーションによる精製技術を使用しており、一定量あたりのエクソソーム数や濃度が明記されています。 |
| 保存状態に配慮されているか | 冷蔵保存が必要な製品は多く、輸送や保管方法によって品質が変化する可能性があります。冷蔵・冷凍対応の流通システムを確保しているメーカー製品を選ぶのが望ましいです。 |
ビタミンC誘導体の処方設計を確認する
ビタミンC誘導体もそのまま導入すれば効果がある、というわけではありません。処方全体としてのバランスと、他成分との相性も非常に重要です。特に注意すべきポイントは以下の通りです。
| どのタイプの誘導体が使われているか | 効果と浸透性の両面から考えると、APPSや油溶性誘導体との複合処方が理想的です。安価な水溶性ビタミンC誘導体のみでは、浸透力が弱く、乾燥や刺激を感じやすい場合があります。 |
|---|---|
| ビタミンCの濃度 | 一般的には5%以上の濃度で一定の効果が出るとされますが、敏感肌の方には低濃度での設計が安心。逆に、高濃度であってもpHの調整が不適切だと刺激になりやすいため、バッファー処方などの配慮がされているかも大切です。 |
| 他成分との組み合わせ | ビタミンCは他の美容成分と併用することで効果を高めることができます。特にヒアルロン酸、ナイアシンアミド、ペプチドなどと併用されている製品は、保湿や抗炎症などの効果も期待できます。 |
導入液を選ぶときのチェックポイントまとめ
最後に、導入液を選ぶ際のチェックポイントを以下にまとめておきます。
| エクソソームはヒト幹細胞由来であるか? | |
| 精製度や含有濃度、抽出方法が明記されているか? | |
| 配送・保管時の冷蔵管理が徹底されているか? | |
| ビタミンC誘導体は浸透性の高い種類(APPSなど)か? | |
| 濃度やpHバランスなど、肌刺激への配慮がされているか? | |
| 保湿・整肌成分など、補助的な処方設計がされているか? |
これらを確認することで、成分の力を最大限に引き出す施術が実現し、結果にもつながりやすくなります。価格や流行だけにとらわれず、中身の確かさをしっかり見極める目を持つことが成功への第一歩です。
6. エステサロンでの施術例とおすすめ導入プログラムの設計エクソソームとビタミンC誘導体を使った施術は、さまざまな肌悩みに対応できるため、エステサロンにとって非常に魅力的なメニューとなります。しかし、どのように施術を組み立てるかによって、その効果と満足度には大きな差が出ます。ここでは、実際の施術例を紹介しながら、効果的な導入プログラムの設計ポイントを紹介します。
基本的な施術の流れとポイント
エレクトロポレーション機器を用いた施術では、以下のようなステップでプログラムを構成するのが一般的です。
| 1.クレンジング・洗顔 | メイクや皮脂汚れをしっかり取り除き、導入効果を高める準備を整える。 |
|---|---|
| 2.角質ケア(ピーリングや酵素) | 角質を除去することで、美容成分の浸透効率を高める。 |
| 3.導入前の保湿または整肌 | 肌のpHバランスを整える軽い保湿処理を行い、導入時の刺激を軽減する。 |
| 4.エクソソームとビタミンC誘導体の導入(エレクトロポレーション) | 成分の濃度や組成に応じて、出力や導入時間を調整する。 |
| 5.鎮静と保湿 | ヒアルロン酸やアロエなどの鎮静・保湿マスクで仕上げる。 |
これにより、施術中から即効的な透明感やハリ感を感じやすくなります。
ターゲット別の導入プログラム例
肌悩み別におすすめの導入プログラムを紹介します。目的に応じて施術構成を調整することで、より明確な効果が期待できます。
例1エイジングケア(たるみ・シワ)重視のコース
| 使用成分 | ヒト幹細胞由来エクソソーム+油溶性ビタミンC誘導体 |
|---|---|
| 特長 | 真皮層でのコラーゲン生成に重点を置いた設計 |
| 頻度 | 月2回程度から開始、3ヶ月継続で変化が明確に |
例2美白・透明感を引き出すコース
| 使用成分 | 両親媒性ビタミンC誘導体(APPS)+エクソソーム |
|---|---|
| 特長 | メラニン抑制と肌代謝活性のダブル効果を狙う |
| 頻度 | 週1回〜隔週で1〜2ヶ月集中施術が効果的 |
例3ニキビ跡・炎症肌へのアプローチ
| 使用成分 | 抗炎症系エクソソーム+低刺激型ビタミンC誘導体 |
|---|---|
| 特長 | 赤みやニキビ跡の改善、皮脂バランスの調整に適応 |
| 頻度 | 肌状態を見ながら2〜4週間に1回のペース |
ホームケアとの連携で効果を底上げ
サロン施術の効果を持続・定着させるには、ホームケアの指導も欠かせません。とくに以下のようなアイテムの使用が推奨されます。
| APPSや油溶性ビタミンCを含む美容液 | |
| ヒト幹細胞培養液またはエクソソーム配合の保湿クリーム | |
| 紫外線カット力の高い日焼け止め(SPF30以上) |
サロンと自宅でのスキンケアが連携することで、施術の定着率と満足度が大幅に向上します。
施術プログラム設計の工夫で差別化を図る
すでに導入機器を導入しているサロンでは、以下のような工夫も有効です。
| 1回コースと継続プラン(6回・12回)の併用提案 | |
| 肌診断機による施術前後の変化の可視化 | |
| エクソソームやビタミンCの知識提供型カウンセリング |

- 単なる施術ではなく、「科学的根拠と結果に基づく美容提案」として提供することで、信頼性と満足度が高まります。
7. 美容メニュー差別化に向けた活用戦略と集客への応用美容サロンの競争が激化する中で、「他店との差別化」は非常に重要な課題です。単にエステ機器や美容液を導入するだけでなく、施術メニューをいかに戦略的に設計し、集客につなげるかが今後の成功を左右します。ここでは、エクソソーム×ビタミンC導入を活かした差別化戦略と、具体的な集客施策について紹介します。
他店と差がつく"組み合わせ施術"の設計
エクソソームとビタミンC誘導体の組み合わせは、導入成分としての魅力だけでなく、「科学的な裏付け」や「再生美容の先進性」という付加価値があります。これを活かしたメニュー設計を行うことで、以下のような差別化が可能になります。
| 再生美容に特化した専門コース | 単なる美白や保湿ではなく、「細胞から若返らせる再生ケア」として明確なテーマを打ち出す。 |
|---|---|
| カウンセリングに根拠を持たせる | エクソソームやビタミンCの科学的な働きを簡潔に説明することで、信頼感と納得感を高める接客が可能。 |
| 美容医療との違いを明確化 | ノーダウンタイム・痛みなしといったエステの利点を強調しつつ、医療並みの結果に近づくメニューとして打ち出す。 |
集客における効果的な訴求ポイント
新規顧客の獲得には、情報の伝え方が非常に重要です。以下のような切り口を使うことで、興味を引きやすくなります。
| "次世代スキンケア"というキーワード | 「幹細胞エクソソーム導入」や「再生美容」といった用語は、美容に敏感な層に強く響きます。 |
|---|---|
| 施術後の変化が可視化できるビフォーアフター | 毛穴の引き締まりや肌の明るさなど、目に見える変化を提示することで説得力が増します。 |
| キャンペーンやトライアルの設計 | 初回限定の導入体験や、シリーズ契約へのステップ設計も集客には効果的です。 |
例
| 「肌が目覚める、3日後が楽しみになる再生導入体験」 | |
| 「美白+再生のダブルケア、エクソソーム導入3回プログラム」 | |
| 「医療級スキンケアをエステ価格で。今だけ初回50%オフ」 |
既存顧客のリピートを促すアプローチ
一度来店した顧客に継続利用を促すには、明確な結果と提案力が欠かせません。以下の施策を取り入れることで、定着率を高めることができます。
| 次回施術の予約を当日中に提案 | 「前回の肌反応を見て、次はコラーゲン生成を強化しましょう」といった個別提案が効果的。 |
|---|---|
| スキンケアノートや写真記録の活用 | 肌状態の変化を見える化し、「ここまで変わりました」と共有することで満足度と継続意欲が高まります。 |
| ホームケア製品との組み合わせ提案 | 施術の効果を維持・定着させるためのホームケアを提案することで、物販の売上にもつながります。 |
再生美容を軸にしたブランディング戦略
エクソソームやビタミンCのような成分は、最新の美容トレンドを反映しており、サロンのブランド力を高める要素にもなります。以下のようなアプローチで、専門性のあるサロンとしての立ち位置を確立しましょう。
| ホームページやSNSに「再生美容専門」や「導入美容のプロ」といった表現を活用 | |
| スタッフが成分や機器の知識を学び、「説明力」で信頼を得る | |
| ブログやコラムで継続的にエクソソーム・ビタミンCの情報を発信 |

- こうした取り組みを積み重ねることで、 "効果の出るエステ"としてのイメージが定着し、価格競争に巻き込まれないサロン経営が可能になります。
まとめエクソソームとビタミンC誘導体を組み合わせたエレクトロポレーション導入は、再生美容と機能性スキンケアの融合ともいえる、非常に完成度の高い美容施術です。それぞれが持つ特性を理解し、導入法や製品選びに工夫を加えることで、サロン施術の結果は大きく向上します。ここまでの内容を改めて整理しておきましょう。
| エクソソームは細胞に再生指令を出す"情報伝達カプセル"であり、肌のターンオーバーや炎症抑制、コラーゲン生成などに働きかける。 | |
| ビタミンC誘導体は、抗酸化・美白・コラーゲン産生促進の効果を持つ代表的な美容成分で、種類によって浸透力や安定性が異なる。 | |
| エレクトロポレーションは針を使わずに細胞内へ成分を届けられる導入法で、エクソソームやビタミンCの導入に非常に適している。 | |
| 両成分の併用による相乗効果として、再生と修復のダブルケアが実現でき、シミ・シワ・たるみ・ニキビ跡など多様な肌悩みに対応可能。 | |
| 導入液は成分の純度・濃度・処方バランスを見極めて選ぶことが重要。とくにヒト幹細胞由来エクソソームやAPPSなどの高機能成分がポイント。 | |
| サロンでの施術プログラムは、肌悩みや目的に応じて設計し、結果の可視化やホームケアの提案と連携させることで顧客満足度が向上する。 | |
| 科学的根拠をベースにした美容戦略を展開することで、他店との差別化・ブランディング・集客力の強化につながる。 |
今後も美容業界は変化と進化を続けていきますが、成分や技術の本質を理解した上で選択し、活用していくことが、美容プロフェッショナルとしての信頼と結果を築く鍵となります。
再生美容とエレクトロポレーション導入を組み合わせたスキンケアは、時代のニーズに応える施術として今後さらに需要が高まると予測されます。
効果的な施術と確かな知識で、サロンの信頼とリピートを積み重ねていきましょう。
弊社では高機能なエレクトロポレーションと、3,000以上のクリニックが使っている薬液のヒト幹細胞培養液濃度を3倍にしたエクソソーム薬液をサロン様に提供をしております。他サロンとの差別化を図りたいオーナー様は是非、弊社の薬液やサロン経営に必要な情報を提供している無料勉強会(10年後 廃業率95%に打ち勝つ究極の施術勉強会<Zoom>)へのご参加をご検討ください。
監修者の紹介
株式会社ETERNAL BEAUTY GLOBAL
化粧品事業部 サロン特化型コンサルタント 原田 良美(Harada Yoshimi)
現在、エステサロン向けに売上をアップさせるためのサロン特化型コンサルタントして活躍中。美容部員としてまつ毛エクステやネイル、オイルマッサージなど幅広い美容業務に携わっていた経験もあり、その経験を元にお客様の悩みやニーズに寄り添い最適な美容ソリューションを提案。
担当したサロンのほとんどが最低でも売上を20〜40%アップさせるという実力派コンサルタントとしても定評がある。サロンの成長を支えながらビジネスの成功をサポートしてくれていると多くのサロンオーナーからの支持を得ている。また日頃からクリニックやエステサロンに通い、顧客への提供する美容情報に誤りがないよう、最新情報にも積極的に学んでいる。
保有資格:化粧品検定一級
クリニックを超える施術をサロンでも
私たちETERNAL BEAUTY GLOBALは、10年以上ヒト幹細胞コスメ業界を牽引してきたエクソソームのパイオニアです。全国3,000以上のクリニックで使用されている導入液(エクソソーム&神経系幹細胞培養液)(ペップビュー)よりも300%高濃度な導入液(エクソソーム&神経系幹細胞培養液)をサロン様に提供しております。結果的にクリニック以上の効果の出るフェイシャル施術で大繁盛サロンへ導くお手伝いをしております。
- 神経系幹細胞培養液、エクソソームの導入液をサロンで仕入れたいと思っている
- 美容クリニック以上の施術(美容機器エステ)でリピート率を劇的に上げたい
- エクソソームが実際は入っていない製品が多いというニュースが流れ、今の薬液は大丈夫か不安がある
1つでも当てはまるオーナー様は、まずは勉強会に参加下さい!
参加後はお試し無料!




